5月21日の朝、祖母が亡くなった。
自分が生まれてから36年間、
ずぅーっと「高砂のおばあちゃん」。
告別式、
思い出ビデオの中のおばあちゃんは
素敵な笑顔をみんなにふりまいて、
涙をさそう。
棺桶の中のおばあちゃんは、
とても奇麗にしてもらって、
幸せそうな顔をして、
でも触れると冷たくて、
涙をさそう。
87年の生涯。どうでしたか?
「唯一4人の子供たちが私の宝物」
あなたの口癖でしたね。
あなたの遺伝子を引き継ぐ
7人の孫の一人であることを
幸せに思います。
ほんとうにたくさんの思い出をありがとね。
雲の上から見守っていてくださいね。
死はいつ自分に訪れるか分からない。
残りの人生なんて誰も計算できない。
でも今の自分にとって一番の幸せは、
妻や娘がこの先幸せになってくれること。
ならば残されたみんなが幸せになることが
おばあちゃんへの恩返しになるのかな。
本当の死は・・
忘れ去られてしまうこと。
ふとした瞬間に
あの笑顔を思い出せる。
あなたに感謝できる。
みんなで集まれる。
おばあちゃんは死んでない。
心の中で生きている。
これからもずっと、
あなたと共に・・・感謝